ブラウン「ふぅ…ようやく抜けられた…(性的な意味で)」
————字山(あざなやま)。西の平原と大砂漠を分け隔てる山脈の、最も低い山。
また、特殊かつ恐ろしい効能の薬草「忌名草(いみなぐさ)」という薬草の産地でもある。
ブラウン「さて、行くか…!」
そのとき。
ヒュンヒュン。
いくらかの風切り音がしたかと思うと、前のほうから葉の刃が何枚も飛んできたのだ。
ブラウン「おわっと!
今度はコレをよけていくのか…厳しいぞこれは…
でも、頑張るしかないか!」