ストーリー

聖火「アバーッ!!
因果応報(インガオホー)!回りからの包囲攻撃しかせず、自分は突進しかしなかったら、負けるに決まっている。
要するに、東方聖火は死んだ。

正男「さて…この先が天界か……」

といって、正男が屋上に続くはしごを上る。

そして、そのはしごを上りきったとき、正男は絶句した。
なぜなら、雲から大量にキノコが生えていたからだ。

……冷静さを取り戻し、コレでは埒が明かないと気づいた正男は、思い切ってキノコの上に足を乗せる。
キノコは落ちることなく、正男を受け止めた。しかも、足場として十分硬い。


???「…やわらかいのもありますよ」

正男「!?お前誰だ!?」

正男も驚くのも無理は無い。見知らぬ亀が、雲に乗りながら話しかけてくるのだもの。

???「僕は仙亀(センキ)です、よろしく。」
正男「よろしく…っていうかそういう場合じゃねぇよ!これどういうことだよ!」

仙亀(モブ)「ああ、キノコですか?これ、雲の中に土が浮いてるんですよ。」
正男「そうなのか!」
仙亀「でも、キノコ以外にとっては有害なものもあるんですよ、これ。だから生命力の弱いものは、触れるとだいたい死ぬんです」
正男「ああ、そうなのか。………ということは、どこに落ちても死ぬってことだよな?」
仙亀「まあ、そうなりますね…」

正男「ところでお前って、なんで雲に乗ってるんだ?」
仙亀「天界では、自分の雲や羽がないと雲から雲へ渡れないからですよ。」
正男「へぇ~…」
仙亀「なんでしたら、雲一つ貸しましょうか?物も置けて便利ですよ」
正男「いや、俺には超脚力があるからいいよ」
仙亀「さいでっか」



仙亀「ちなみに、天界は四界一亀の居住量が多いんですよ」
正男「( ´_ゝ`)foon……」